第七章 仕事ノ学
第七項 使命感のある仕事
『障害は不便ですが、不幸ではありません』
― ヘレン・ケラー「私の生涯」(角川文庫) ―
『未来を語る前に、現実を知らなければならない。なぜなら、現実からしかスタートできないからである』
― ピーター・ドラッカー「マネージメント 基本と原則」(ダイヤモンド社) ―
勇気づけられ、励まされ、啓蒙される名言・格言は、枚挙に遑がありません。ネット環境があれば、分類された名言をYouTubeで見ることができます。
知識や情報といった面では、素晴らしい時代になりました。情報収集・通信手段では、30年前とは隔世の感があり、最近5年間は等比数列ごときの変化です。
アプリやタブレットの進化は目覚しく、特に映像に関しては、日進月歩です。
ICT(Information &Communication Technology)は教育業界と切っても切り離せない、つまり、不可欠な存在になっています。
当社は、創業して10年後ぐらいから(1991年ごろから)パソコンを導入し、学習塾部門でテスト処理のネットワークステーションを構築しました。2000年からパソコン教室もスタートし、IT研修を自前で可能にさせる体制作りもしてきました。
管理システムとして、
・生徒・授業料管理の「ゼロワン VER1.0」(2016年からは VER2.0)
・商品予約・受付の「学び予約 VER1.0」(2016年からはVER2.0)
・経理・財務の「販売大将」(2016年から本格的稼動)
・業務管理・文書管理「サイボウズ office10」稼働中
・個別指導管理システム VER1.0(2016年から始動)
・ことばの学校管理システム VER2.0 (2016年から始動)
・人事スマイルシステム VER2.0 稼働中
さて、2014年10月にノーベル平和賞を受賞したマララさんの言動に注視が集まりました。特に、彼女が2013年7月に国連での十数分のスピーチでの最後の締めの一節―『One child 、one teacher~』は、第4章の冒頭でも引用しました。
歴史に残るフレーズになるでしょう。英語が苦手でも、和訳つきでYouTubeで見る事ができます。21世紀のこの時代に、パキスタンやインドが直面する問題の深さにあらためて衝撃を受けました。世界は広く、多種多様です。平気で世界遺産を破壊する集団にどう対峙したらいいのでしょう。
勿論、今の日本社会が抱える教育問題とは、 次元や種類が異なります。日本では到底考えられない環境に生まれ、育ち、命を狙われた少女の言葉の意味は重く、勇気を与えてくれます。
「教育こそただ1つの解決の道」の、ただ1つの道には議論が分かれるところですが、教育関係に従事する者としては、大事にしたいフレーズのひとつです。
しかし、あくまで保育・教育・学習・進学指導の実践を通じて、対価を頂いている我々は、
“今までより効果、成果の上がる教育・指導方法”
“今までより安心して任せられるシステム、環境”
“今までよりわかり易いカリキュラム・教材”
“今までより楽しい教室空間、仲間、指導者” など
常に顧客満足のために、品質向上を志向し続けるという使命を持つ組織であり続けたい、それこそが、私たちの存在証明だと考えています。
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