第七章 仕事ノ学
第八項 新たなフィールド構築
― 保育・教育サービス業 ―
“時代は変化する”、手垢にまみれた言葉ですが、長く生きているからこそ実感できます。この時代の風の匂いや風向き強弱を感じながら舵取りをしなければ、会社は生き残れません。日本だけでも会社の倒産件数は、毎年10,000~18,000件。私の友人や知り合いの会社が倒産するのを目の当たりにしています。
さて、“時代は変化する”で言えば、当社の中で売り上げNO1事業部の座が、2014年より、学習塾事業部(Qゼミ部門)から、保育事業部に代わりました。理究フィールドでの変化の一例です。
連日新聞等で話題になっている「待機児童問題」が追い風になっており、すでに、1年後、2年後の4月開園計画の話も進んでいます。
よって、「教育サービス業」の旗を「保育・教育サービス業」の旗に替えました。
旗を掲げ直しましたが、「教育サービス業」が重要な部門であることは言うまでもありません。今後さらにオンリー1、ナンバー1をかけて攻勢をしかけていきます。
保育部門の成長は、時代の流れです。しかし、管掌取締役、担当部長はじめ運営本部のバックアップの元、施設長はじめ保育スタッフの地道な運営(安心・安全を最優先にする運営)が、結局実績作りになって支えていてくれます。
勿論、会社全体での地道で堅実な経営が、保育行政から信用を得ている事も事実。理究グループは、関東、関西の直営教室を初め、全国と広い地域で、しかも事業内容も多岐に渡っています。
事業の間口を広げるのは、激動の時代のサバイバル手法の1つと考えています。「理究ってどんな会社?」と聞かれたら、先ずは、「保育・教育サービス業です」と、答えてください。
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