理究の哲学(エンジン)

第四章 未来創造ノ学

第一項 「ことばの学校」の考察

― 顧客の視点で考え、工夫する ―

「国語力(日本語力)を伸ばすとは、どういうことなのか」
「その目的にあった教材をつくるためには、どうするのか」
「読書によって学力診断ができるようなテストはつくれないのか」
ということで取り組みました。

Qゼミの商品として「読書くらぶ」という商品名でスタートしました。
迷って迷った上つけた名前です。どうしても「ことばの学校」以上のネーミングはみつかりません。当時は、仕方がなく「読書くらぶ」で落ち着かせました。
学習塾部門で専属の教材制作メンバーはいません。スタッフが授業と兼務していました。アルバイトさんも動員したでしょう。よって、ミスも多発し、現場からはクレームが絶えませんでした。学習塾としても競合他社との優位的差別性のある商品をつくらねばと、必死になっていました。オリジナル性がなければ生き残れないことを繰り返し伝えていた記憶があります。

次にテストづくり。「読書指数(R)診断」は、荒屋取締役及びプロジェクトチームの功績の1つです。
Aテスト(推定語彙数)
Bテスト(学年相当語彙数)
Cテスト(分野別語彙力)
Dテスト(読書速度)
この4領域で構成しました。

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