理究の哲学(エンジン)

第四章 未来創造ノ学

第一項 「ことばの学校」の考察

― 棚から牡丹餅のようで、そうではない? ―

交流していくうちに、「(旧)ことばの学校」の経営陣との関係も徐々に密になっていきました。というより、密にしていきました。「もしかしたら・・・・・・」という感触があったからです。
2008年にリーマンショックがあり、金融機関の対応が変わりました。初期投資をかけて教室展開をしていくような事業に、陰りが見え始めました。教室事業のような人件費率や固定比率の高い事業ではない事業をと考えていました。物事にはタイミングというものがあります。
(株)理究として「(旧)ことばの学校」の経営を引き継ぐ目処も立ち、いよいよ商品開発のスピ―ドも全開させました。

旧来の商品内容、商品構成、運営方法を大幅に改善して、2010年に「(新)ことばの学校」としてスタートすることになりました。

“運よくできた”ことも事実ですが、同時に“執拗に念じていたから”でもあるのです。願わなければ、運も引き寄せられません。柔道でもそうですね、受身だけ上手くても勝てません。相手の動きを見て、時には耐え、時には積極的に技を仕掛ける、常に能動的な構えをとることが肝要です。
それは、ユニチャーム・エデュオの争奪戦で、99%不可能な事案を一発逆転しM&Aを成就し、理究エデュオを誕生させた時と同じです。

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