第四章 未来創造ノ学
第四項 パレット保育園で目指すこと
3 保育士の質向上を支援する
普段の保育の実践から「こんなモノがあったら便利かな」「こんな教材ならば子供たちは集中するかな」のアイデアを形にしていく仕組化を構築していきます。施設長を中心に日々の中で、アイデアは出されるものの水疱となって消えているとしたら勿体無い。先ずは、アイデアを募ることを始めましょう。
保育園というフィールドは、「親代行業」の権化です。通常の教室のように“売上”に追われることはありません。ある施設長が運営レポート(運営要項巻頭言)で吐露していたように、ある種“ゆったり、もったり”した空間でもあります。それでも、保育士たちは、保育を充実させるために工夫しています。誰から強制されること無く、自然に、保育士の性として努力します。
それを、組織として汲み上げる仕組みを作られるかどうかは、保育の質を向上させられるかどうかのターニングポイントになるでしょう。
「アイデア提案制度(仮称)」
「いいコト考えた!提案制度(仮称)」
のようなものです。
保育園も10年後には淘汰されるでしょう。品質の良い保育園が必ず生き残ります。「幼保一元化・一体化」が進行し始めました。今後、ますます加速化するでしょう。保育園の真の競合は、進化した幼稚園(こども園)になるかもしれません。 保育事業部の教務の位置づけは弱く、トライはしてきているものの、残念ながら継続力が不足していました。徐々に、子どもたち一人ひとりの定点チェックも行われるようになりました。
「どんちゃか村幼稚園」で実践していた能力アッププログラム―学習と遊びのコンビネーション)“気合稽古”“縦割り教育”“リズム体操”“毎日言おう!暗誦言葉”“食育学習”“年長日記”“○○検定”などなど、保育士の皆さんの経験とアイデアを募り、バージョンアップした形で復活させていきたいのです。
「行かせてみたい保育園、日本一」にしたい、と考えています。
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