NO8-3 商品・サービスの説明が「できる」
理究は、「保育・教育サービス業」を営んでいます。お客様から代金を頂いて「商売」をしています。「商売」とは、“その商品が欲しい、買いたい”という【需要】があって初めて成り立ちます。統合マーケティング部や運営本部では、新たな【需要】を掘り起こすための企画を常々画策しています。
“その商品を企画・開発・製造・販売し提供する”(これを【供給】という)のが私たちの仕事です。不良品・まがい物・満足度の低い物を売っていたら、信用を無くします。信用、信頼を失えば、「商売」は続けられなくなります。つまり、職を失うことになるのです。
「保育・教育サービス業」の商品に関しては、「活の章」で触れる“カ行=カ・キ・ク・ケ・コ”で説明ができます。堂々と説明できるようにしましょう。資料・パンフなどを提示しながら、お客様の様子を伺いながら説明するのは、それほど時間はかかりません。これは、基礎基本。
大事な点は、相手が何を求めて理究にやってきたのか、何を期待しているのか、会話の中から探り出して相手の【需要】(ニーズ、ウォンツ)のありかをピンポイントで掘り当てられるようになることです。
たとえば、振替授業に関心があるのか、能力別クラス編成に興味があるのか、または、子育てに悩んでいてアドバイスを求めているのか、受験教育に反発しているのか、逆に熱望しているのか、・・・ニーズをキャッチできるようにしましょう。
すべての情報を伝えようとすると時間に押されてしまいます。相手が一番知りたいところを中心に説明すれば、コンパクトな説明ができます。
1つの商品概要を15秒で説明できる・・・これは神業です(笑)。そうTVのCMのようにです。伝えることの難しさを知ったあなたは一人前に近づいています。なぜならば、「もっと上手に伝えたい、もっと工夫しよう、もっともっと」とモチベーションが確実に刺激されるからです。そうすると、自分の頭で考えるようになります。それが“一人前”の証なのです。