理究の言魂(ことだま)

「カ行」は、フレームワーク

日常生活や仕事での問題解決に役立つ手法の1つに“フレームワーク”=“思考の枠組み”があります。

たとえば、「5W1H」(what、when、who、where、why、how)や「PDCA」(plan-do-check-action)を知っている人は多いでしょうね。フレームワークというより普通名詞化しています。
広告・マーケティング業界では「AIDMA」(アイドマ)― attention(注意)、interest(興味・関心)、desire(欲求)、memory(記憶)、action(行動)、や「4P分析」(product(どんな商品・製品)、price(いくら)place(どこで)promotion、(どのように)が有名なフレームワーク。
ビジネス業界では「3C」「SWOT分析」「KPI」など・・・・興味のある人はネットでググると山ほど出てきます。何十年も生き残っているフレームワークもあれば、2、3年で消えていくものもあります。時代を反映します。この数年はWEBフレームが大流行。ただ、これも手段・道具なので、見極めが必要でしょう。

さて、「カ行」(カ・キ・ク・ケ・コ)は、理究フィールドの中で30年以上使われ続けている、しぶとい用語(笑)。「保育・教育サービス業」のフレームワーク(=枠組み)です。フレームワークを使うと、漏れなく、ダブりなく企画することができます。つまり、情報を整理する上で便利で都合がいいのです。
メンバーが理解し、駆使すると、理究のテクニカルターム(専門用語)になります。そうすると、会議での意思疎通や業務伝達がスムーズになり生産性を上げます。ただ、時代の変化や状況により変わるので、更新したり、改善したりもしましょう。
「保育・教育サービス事業」に従事する。たとえば新しい商品企画を練ったり、競合他社の調査をしたり、年間運営計画案を策定したりなどは、下記の「カ行」(カ・キ・ク・ケ・コ)を中心にポイントを押さえれば、指導者・運営者としての基本はクリアします。

カ(=カリキュラム)、キ(=教本・教材・教具)、ク(=クラス・マネージメント)、ケ(=検査=テスト)、コ(=講師・マンパワー)

上記の「カ行」を核にして、それにプラスして、下記の3ボ・カ・カ・ジョウを1つ1つ丁寧に考え、競合他社比較をし、お客様の要望に耳を傾けながら実践できればマネージャー・経営者として力量を発する事もできます(笑)

ボ -- 募集(幼児・生徒募集、授業内体験会、見学会) 各種募集イベント(学校フェア、受験セミナーなど)
ボ -- 募集(保育士、主任・副主任、講師募集、アルバイトなどすべての人材募集)
ボ -- 父母会(マザーリング、進級説明会、受験情報父母会) 保育・教育サービス業は、ご両親の共感、意思疎通、理解・支援がベース。特に“母の心”をつかむこと
カ -- 数(クラス定員数、在籍数、合宿受け入れ可能数、イベント可能受入数)
カ -- 価格(イベント参加費、教材費、授業料、・・・) 一人当たりの年間単価(競合他社比較は必定)
ジョウ -- 情報(入試情報、学校情報、競合情報、・・・・)

では、「カ行」(カ・キ・ク・ケ・コ)を順番に解説していきましょう。

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